断熱材料

ポリスチレン(PS)

ポリスチレンの体積の温度依存性変化は、試料ホルダーとして特殊な円筒を使用したディラトメーターで測定することができる。

1回目の加熱の前に、試料はガラス転移温度(Tg)以下でエージングされた。2回目の加熱は、制御冷却後に同じ試料で行われた。1回目の加熱による体積緩和はTgではっきりと確認でき、2回目の加熱によるTgでの傾斜の変化も確認できる。(DIL 402 Cによる測定)

DIL 402 Cで測定した-180℃~140℃におけるポリスチレンの体積変化