Glossary
Power Law Model
べき乗則モデル
べき乗則はレオロジーにおいて、試料のシアシニング（ずり流動性）を定量化するための一般的なモデルで、値がゼロに近いほどシアシニングの高い材料となります。
このモデルを用いて、応力とせん断速度が比例する（粘度とせん断速度が線形になる）挙動を示す材料を表現することができます。この式により、n＞1は試料がせん断流動で増粘すること（シアシックニング）、n＜1は試料がせん断流動で減粘すること（シアシニング）、n = 1はニュートン流体挙動をあらわします。
注： 値が一定になるデータ領域（ゼロせん断粘度や無限せん断粘度）ではこのモデルを使用しません。
