PE-HD:ポリエチレン高密度

CTP

Commodity Thermoplastics

一般物件

略称 PE-HD

名称 ポリエチレン 高密度


PE-HD は比較的分岐の少ない構造をしているため、密度が高い(一般的に0.94g/cm3~0.96g/cm3)。
PE-HD は低圧ポルミアリゼーション法で製造される。

構造式

分析ツールや検査機器のアイコンは、データ分析における効率と精度を象徴している。

プロパティ

ガラス転移温度-130~-100
溶融温度125 から 135°C
溶融エンタルピー293 J/g
分解温度480 から 498°C
ヤング率600~1400 MPa
線熱膨張係数200~250*10-6/K
比熱容量1.8~2.7 J/(g*K)
熱伝導率0.33~0.53 W/(m*K)
密度0.94~0.96g/cm3
形態半結晶性熱可塑性プラスチック
一般特性PE-LDより優れた耐薬品性、優れた電気絶縁性
加工押出成形(フォイル、プロファイル)、ブロー成形、押出成形(フォイル、プロファイル)、深絞り成形、射出成形
用途フィルム(さまざまな用途)、家庭用および産業用パッケージ(ボトル、ポリ袋、飲料用ボトルキャップなど)、ガス・水道管、ケーブルライン

NETZSCH 測定

熱分析を示すDSC曲線。132.3℃と132.5℃に第1および第2の加熱ピークがあり、エネルギーデータも示されている。
試料質量10.49 mg
加熱速度10K/分
容器Al, 穴あき蓋
雰囲気N2(40 ml/min)

評価

PE-HDは半結晶性熱可塑性プラスチックに属するが、測定曲線は融解効果のみを反映しており、ピーク温度は約133℃、融解エンタルピーは約201 J/gであった(2回目の加熱、赤色)。ガラス転移の範囲は-130°Cから-100°Cの間と予想されるが、比熱の変化はおそらくsmall 、この場合は検出できない。PE-LDとPE-HDは融解温度が大きく異なる。低密度ポリエチレン(PE-LD)は2回目の加熱でピーク温度が112℃であるのに対し(赤)、上記の高密度ポリエチレン(PE-HD)の例ではピーク温度が133℃である。直鎖状低密度ポリエチレン(PE-LLD)は、特徴的な二重ピーク構造を持つ溶融効果を示し、メインピーク温度(約124℃)は前述の2つの値の中間に位置する。

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