BR:ブタジエンゴム

EM

Elastomers

一般物件

略称: BR

名称 ブタジエンゴム


BRは「ブタジエンラバー」の略で、SBR(スチレンブタジエンラバー)と並び、最も一般的に使用されている合成ゴムを指す。BRは1,3-ブタジエンから製造される。モノマーは、両末端が結合しているもの(1,4結合)、片末端のみが結合しているもの(1,2結合、側鎖にビニル基)などがあり、特性の異なるさまざまなタイプのBRが製造される。1,4結合はさらに1,4シスと1,4トランスに分類することができ、「シス」は置換基が二重結合の同じ側にあることを意味し、「トランス」は二重結合の反対側にあることを意味する。

構造式

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プロパティ

ガラス転移温度-106 ~ -95 (1.4 cis), -107 ~ -83 (1,4 trans), -15 (1,2)°C
溶融温度-25~12 (1,4 cis), 97 / 145 (1,4 trans), 126 (1,2)°C
融解エンタルピー46/170 (1,4シス), 70~140 (1,4トランス) J/g
分解温度370~385 / 460~475°C
ヤング率-
線熱膨張係数-
比熱容量1.76~1.96 J/(g*K)
熱伝導率0.25 W/(m*K)
密度0.9~1.0 g/cm³
形態ハードセグメントとソフトセグメントを持つエラストマー
一般特性高い弾性高い安定性高い耐摩耗性
加工押出、カレンダー、射出成形、加硫
用途タイヤ産業(NRまたはSBRとのブレンド)機械工学工業用ゴム製品(バンドコンベヤーなど)ゴルフボール、靴底

NETZSCH 測定

示差走査熱量測定(DSC)グラフは、1回目と2回目の加熱時の熱遷移を、主要な温度とヒートフローデータとともに表示する。
試料質量12.29 mg
加熱速度10K/分
容器Al, 穴あき蓋
雰囲気N2(40 ml/min)

評価

ポリブタジエンまたはブタジエンゴムには、ソフトセグメントとハードセグメントがある。このため、上の図では、両加熱とも-101℃(中間点)でガラス転移を示し、ソフトセグメントからは約0.27J/(g.K)のステップ高さ(Δ比熱容量(cp)熱容量は材料固有の物理量であり、試験片に供給される熱量をその結果生じる温度上昇で割ることによって決定される。比熱容量は、試料の単位質量に関連している。cp)を、ハードセグメントからは-5℃のピーク温度を持つ吸熱(吸熱性)を示している。この試料は主に1,4シス型であると結論できる。

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