NR:天然ゴム

EM

Elastomers

一般物件

略称: NR

名称 天然ゴム


NRは天然物であり、ゴムの木の白い乳液(ラテックス)から作られる。人工的に製造されたものはイソプレンゴム(IR)と呼ばれ、イソプレン(2-メチル-1,3-ブタジエン)をモノマーとしている。NRは完全に1,4シス異性体である。1,4ポリイソプレンは、ガッタパーチャと呼ばれる天然物でもある。シス-トランス異性体についてはこちら。カーボンブラックは、素材の引張強度と耐摩耗性を高めるため、また着色するために添加されることが多い。

構造式

分析やテストのコンセプトを表現した抽象的なアイコン。技術系や分析系のウェブサイトに適しています。

プロパティ

ガラス転移温度-72~55°C
溶融温度25 から 40°C
融解エンタルピー67 J/g
分解温度375~400°C
ヤング率1~5 MPa
線熱膨張係数180~260*10-6/K
比熱容量1.91~2.08 J/(g*K)
熱伝導率0.13~0.15 W/(m*K)
密度0.91 から 0.93 g/cm³
形態アモルファスゴム、一部にハードセグメントを含む
一般特性高い安定性と弾性高い破断伸度良好な耐摩耗性
加工促進剤(例えば、メルカプトベンゾチアゾールやスルフェンアミド)と活性剤(酸化亜鉛やステアリン酸)を含む硫黄による架橋。
用途タイヤ産業工業用ゴム製品(ゴムバネ、バンドコンベヤーなど)医用工学玩具靴底

NETZSCH 測定

1回目の加熱と2回目の加熱を比較したDSC曲線。顕著な温度遷移と比熱容量値を持つ熱特性を示す。
試料質量13.00 mg
加熱速度10K/分
容器Al, 穴あき蓋
雰囲気N2(40 ml/min)

評価

天然ゴム(NR)は主に非晶質で、small 量が結晶(硬質)セグメントである。このことは、エンタルピー緩和が重なる-63℃のガラス転移温度(2回目の加熱、赤、中間点)や、融解熱量がわずか1.5J/gの-10℃から50℃(ピーク温度:約28℃、2回目の加熱)の間の浅く広い融解温度および融解エンタルピーからわかる。さらに小さい0.5 J/gの融解エンタルピーが1回目の加熱で観察された(青色)。

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