一般物件
短い名前 PA6.10
名称 ポリアミド6.10
ポリアミド6.10は、ヘキサメチレンジアミンとセバシン酸の縮合によって生成される。セバシン酸はひまし油から工業的に作ることができる。そのため、ポリアミド6.10はバイオポリアミドやバイオベースポリアミドと呼ばれることもある。
構造式

プロパティ
| ガラス転移温度 | 40~70 |
|---|---|
| 溶融温度 | 210 から 230°C |
| 溶融エンタルピー | 117~227 J/g |
| 分解温度 | 450 から 470°C |
| ヤング率 | 2200 MPa |
| 線熱膨張係数 | 70~90*10-6/K |
| 比熱容量 | 1.6 J/(g*K) |
| 熱伝導率 | 0.2 W/(m*K) |
| 密度 | 1.07~1.09 g/cm³ |
| 形態 | 半結晶性熱可塑性プラスチック |
| 一般特性 | 非常に高い機械的強度優れた耐紫外線性と耐薬品性優れた耐熱性短鎖の標準的なポリアミドに比べて低吸水性 |
| 加工 | 射出成形、押出成形、フィルムブロー |
| 用途 | ハウジング、トランスミッション部品電子部品パイプ、プラグインコネクター、冷却回路の容器 |
NETZSCH 測定

| 試料質量 | 10.50 mg |
| 加熱速度 | 10K/分 |
| 容器 | Al, 穴あき蓋 |
| 雰囲気 | N2(50 ml/min) |
評価
本試料は、2回目の加熱で41℃のガラス転移を示し(赤色)、これはポリアミド6.10としては比較的低い温度であるとともに、融解範囲が広く、全融解エンタルピーは71J/gであった。2回目の加熱における融解ピークの構造は、異なる結晶相の存在を示している。218℃の吸熱(吸熱性)メインピークの温度は、PA6.10の一般的な範囲である。融解の直前、1回目の加熱で発熱(発熱性)後結晶化が起こった(青色)。90℃から約140℃の間の浅いシグナル(これも1回目の加熱)は、材料中の応力の解放や水分の蒸発によるものと考えられる。