Glossary
Multiple Stress Creep Recovery
多重応力クリープ回復(MSCR)
AASHTO T350 は、道路舗装技術基準の AASHTO M 332 に基づきアスファルトバインダーのパフォーマンスグレード(Performance-Graded (PG) BinderA performance-based asphalt grading system intended to minimize the potential for rutting, fatigue cracking and thermal cracking as initially defined by Superpave under AASHTO M-320 and M-332 including later equivalents by ASTM, EN, DIN, etc.PG)を決定する試験です。
この方法ではアスファルトバインダーについて弾性応答の有無を確認します。非回復クリープコンプライアンス (Jnr) はアスファルトバインダーが繰り返し荷重を受けたときの永久変形、つまりわだち掘れに対する、耐性の指標となります。通常は同一の RTFO 調整済み試料について、AASHTO T315 試験に続けて Jnr 試験を実施します。
AASHTO T350 は米国基準の MSCR の例ですが、ほかにも欧州では ASTM D7405 や EN 16659 に準拠しています。