高荷重Eplexor®シリーズの測定器は、± 2000 N~± 4000 Nまでの静的および付加的な動的荷重レベルを提供し、硬い試料の動的-機械的特性(または静的特性のみ)だけでなく、大きいサイズの試料(部品も含む)の測定にも最適です。
モジュール設計により、高荷重DMA試験機は、疲労、発熱、ブローアウト、転がり抵抗などの特性試験を追加で実施するためのオプションを取り付けることができます。
このシリーズの試験機はすべて、DIN 53513, DIN 53533, ISO 6721/1, ISO 6721/4, ISO 6721/5, ISO 6721/6, ISO 4664, ISO 4666/3, ISO 4666/4, ASTM D623, ASTM D4065, and ASTM D4473などの規格に基づいています。
以下の高荷重DMA装置が利用可能です:
装置機種 | 静的 最大荷重 | 動的 最大荷重 |
---|---|---|
DMA 523 Eplexor® (2000 N) | 6000 N | ± 2000 N |
DMA 523 Eplexor® (4000 N) | 6000 N | ± 4000 N |
可変性
DMA Eplexor®シリーズでは、様々なオプションやアクセサリーを追加することで、基本的な装置を簡単にアップグレードすることができます。荷重センサーの交換も可能です。
柔軟性
DMA 523 Eplexor®は、適切なハードウェアあるいはソフトウェアのオプション(後付けも可能)により、グッドリッチ・フレクソメーター(ASTM D623)、自動試料交換装置付き24/7システム、高温アプリケーション用装置などに変換できます。
NETZSCHのオートサンプリングシステムのノンストップオペレーション
2種類のオートサンプリングシステム(ASC-オートサンプ ルチェンジャーまたはMPAS-多目的オートサンプ ルチェンジャー)のいずれかを追加することで、DMA Eplexor®は、曲げ、引張、せん断、圧縮モー ドに対応した最大160サンプルの全自動試験システムに変身 します。他の追随を許さないMPASは、任意の順序でサンプルホルダーを挿入することも可能です。
非常に硬い試料の測定に対応
ブレードスプリングとの組み合わせによる静的駆動と動的駆動の分離に基づき、最大16000N(静的+動的)の総力を試料に加えることができ、金属、セラミック、複合材料の研究に最適な条件を可能にします。
疲労試験および引張試験における最大限の安全性
最高荷重レベルでの疲労試験や引張試験は破壊実験であることが多いため、電気加振器には効果的な衝撃吸収が求められます。NETZSCHの加振器には、独自のブレードスプリングシステムが採用されています。
非常に経済的なLN2冷却
最適化された冷却制御により、常温以下での作業でも液体窒素の消費を抑えることができます。
The future is now!
最新のAR技術によりNETZSCHの装置をお客様の研究室に設置することができます。
QRコードをスキャンするだけで、お手持ちの携帯電話やタブレットで装置の3Dモデルを見る事ができます。最新のAR技術(拡張現実)を使用して3Dモデルの実物大を研究室に設置することも可能です。この機能はブラウザベースの為、アプリのダウンロード等は必要ありません。
ぜひお試しください!
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Technical Data
温度範囲
静的荷重
周波数範囲
動的荷重範囲:
± 2000 N, ± 4000 N(装置タイプによる、表参照)
荷重センサー:
交換可能、公称荷重は最大12000 N* まで可能
ブレードスプリング:
高い静的荷重を補正し、動作範囲を拡大できます。
静的変位:
最大70 mm
動的変位:
最大±15 mm (DMA 523 Eplexor® 2000N / 4000N)
追加測定モード:
クリープ, 緩和, 疲労, ヒートビルドアップ, 硬化, 引張試験
試料の長さ/厚さの自動測定
... 引張、圧縮、曲げ形状
オートサンプルチェンジャー:
同一形状のサンプル最大160個(ASC)、異なる形状のサンプルホルダー(MPAS)
*最大10000Nまでの測定が可能です。